【1月9日】HIC TOP PRUSA造形品質評価<ダイアルゲージで測定>

XYのバックラッシュでズレが発生しているなら、ダイアルゲージでズレ量が測定できるはずなので、アマゾンで一番安いダイアルゲージとスタンドを急いで入手しました。

調整済みのCR(X)軸を測定しましたが、往復繰り返しで元の位置に戻るかを測定してみても、0.03ミリ以下のズレしかありませんでした。

ならば、ベッド(Y)軸が怪しいということで、ダイアルゲージを下記のようにセットして往復繰り返しで元の位置に戻るかやってみました。

 

ここでゼロにメモリを合わせて50ミリ離して50ミリ戻してみました。

0.18ミリも足りません、これは、バックラッシュかガタなので、ベルトをもっと張らないといけませんので、ベルト外して張り直しました。

ベルト取付け台が3Dプリント部品で弱いので接着剤で補強してあるのですが、機会があったら頑丈な部品に設計しなおしたいと思います。



ここの
部品も設計しなおしたいところですが、機会があったらまとめてやろうと思います。

ベルトの歯を2ピッチくらい詰めて、ぎんぎんに張ってくみました。
ベルト支持部全部ばらしたので、直角と位置がでているか曲がり尺で
モーターと位置あわせしなおしました。

効果があったか再びダイアルゲージで測定しました。
ゼロに合わせて、50ミリ離して50ミリ戻した結果
0.08ミリまでバックラッシュが減りましたが、
X軸ほどの値までは行ってませんでした。

これで、効果がでたのか、評価パターンをプリントしましたが
全然変化無しで、ズレ0.3の状態から変化がありませんでした。

XY軸バックラッシュ、ガタの寸法精度からは0.3のズレは理解できないので、他に原因があるだろうということで、更に、あれこれと思案を重ねていくことになりました。

今までのサンプルを眺めると

①1200mm/minにした時の5番サンプルが一番きれいに出来上がってました。

②以後、X軸調整で5番サンプルより悪くなって、Y軸調整しても悪いままということです。

疑問1:5番サンプルの再現性がないのではないか?
疑問2:他のパラメータが5番サンプルのプリント時に効いていたのではないか?

中途半端で申し訳ないのですが、試行錯誤で原因となりそうなパラメータを探して行く以外にありませんので、続くということでお楽しみにしておいてください。

 

カテゴリー: 3DP

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