【STA23】スキーオフシーズンの実験検討<歩行とインラインスケート>

今シーズンは、5回測定しただけで、終わってしまいました。2022年夏からSTAシステム作りを始めればよかったのですが、開始したのが10月10日からだったので、完成したのが、3月8日と実に4か月かかってしまって、スキー場のクローズまで10日間しかありませんでした。
●2022夏-2023春反省点として
⓪長野市の拠点への引っ越し作業で、春ー夏が所用が多すぎて開発時間少なかった。
=>長野市での一人暮らしで、慣れない自炊をしたため開発時間が減った。
①C#のプログラム練習に夏から秋まで集中しすぎて、本業のRTK開発してなかった。
=>C#でのシリアル送信でこけてモニターが作れなかった。VBではできていた。
Teensy4.1のSDログプログラム安定動作に8か月かかってしまった。
③IMUとしてBNO055を採用したのが1月21日とIMU選びが遅すぎた。
④雪解けが例年より2週間早かった。
スタート:2022年10月10日の記事
【STA22】遅ればせながらSTA22システム作り始めます<2022開発成果と仕様案>

完成:2023年3月8日の記事:

【STA23】やっと組み込み完成_開発備忘録<4か月かかった>

●スキー測定実験での課題
①現地での準備で必ず不備が発生して、測定開始まで1時間以上かかった
=>レガースタイプにして、2021年システムよりは、扱い易くなったが事前実験不足で改良不足だった。
②モニターシステムのプログラムが頓挫して、測定時のモニター操作ができなかった。
=>受信中の送信がスレッド間でエラーになる現象で4か月頓挫、4月になって解決した。

③アンテナの取り付けで試行錯誤して手間取った
=>2022までは、UBLOX-MB00アンテナを板に取り付けていたのですが、重量が邪魔になるので2023年からヘリカルアンテナに全面変更したが、取り付け方とケーブル、ネジ締めなどで、実滑走時に不具合が続発して、手間取ってしまった。

④雪と湿気の対策と不十分だった
=>アンテナの防水、基板の防水が今一不安があった。

●オフシーズンの実験方法比較検討
結論:庭で歩行計測で、初歩的な評価を行って、インラインスケートで、振動と速度で評価して、課題がなくなったら、サマースキーで実験する。野沢温泉は7月から11月までやってる
https://nozawaonsen.co.jp/gerende/
※スケートボードは、新たな開発テーマとしては面白いが自分でできないので、実験にならない。

●歩行実験の前に
歩行の前に、回転治具で、RTKとBNO055のキャリブレーションをしっかりして
庭での電波受信状況を実験してから進める。

 

●あわてずにやる
慌てるあまり、端折ってしまって、後で後悔することが多かったので、慌てずにじっくりやっていくことにした。そのためには、実験回数に制限のない歩行とインラインスケートでしっかり評価をしていくことが大事である。

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