【PowerMeter2020】シートチューブ型パワーメーター技術はやってません

※2023年12月追記 2016年に開発したシートチューブ型パワーメーターですが、本ブログの目的は、学生さんや若い技術者の育成ですが、自転車関係の記事閲覧者様のなかにDIYでモノ作りをしようとする人が5年間でゼロでしたので、自転車関係のテーマは2020年でやめることにしました。私も大学時代(東北大サイクリングクラブ)走ってばかりいて勉強もとくにしてないで、バカみたいな自転車マニアでしたが、結局、基礎を勉強してなかったので、社会人になってから、力学、材料力学を学びなおした経験があります。自転車趣味は、乗っている時間がながすぎて、他の事に集中する時間が無いので、趣味のDIYができないという害があります。
特に、室内で動作させる電子工作と違って、スキーとか自転車の電子工作は、雨雪、振動など過酷な環境に耐える
しかも小型化をしないといけない開発なので、24時間フルで開発しても作れるかどうかわからないほどボリュームがありますので、自転車趣味の人がDIYで新規パワーメーターを作れる可能性は、少ないです。
私の知っている限りるDIYパワーメーターを作って実走行したのは日本に1人いるだけで、しかし、実際には使われてません。私の場合は、ローラ台専用でクランクの踏力ベクトルを表示するシステムを作りましたが、扱いが面倒なので、放置してます。

現在の私は、スマートローラ台で、欧州のコースを走ることをメインに自転車にのってます。
そうすることで、電子工作のDIYブログと自転車趣味を両立させてます。若い方で、サイクリングが趣味でも
あまり時間をかけすぎると一生の損失になるので、短時間のヒルクライム、タイムトライアルなどに集中されたほうが、自転車に食われる時間がへるので、その他のことができるので、生涯に良い時間をすごせます。

 

 

ここまで、技術を公開してあるので、高校生くらいでも自作はできると思います。信州MAKERSとしては、若い技術者の教育には十分だと思います。

これからは、商品としてどういう技術開発をするかは、価値がでるところです。

信州MAKERSとしては、PMM(パワーマネジメントメーター)が目的ですので、一つのパワーメーター方式にこだわるわけではありませんので、クランク式でも市販パワータップでもいいわけです。これからは、市販にない風速センサとRTKシステムを主に開発していきます。

●今までの経緯
MFT2017で話題になってから測定精度を求めるために基礎的な技術力を鍛えてきましたが
3DPで作る6分力センサの開発で一挙に分力測定技術が身に付きました。思い切った難易度が高い技術開発テーマは、技術力を向上させてくれるので、これからも難易度の高い技術テーマにトライしていこうと思ってます。ハマった回数が多いほど、技術力は向上します。自転車全体の分力解析は、可能だと思うようになりました。パワーメーターに限らず、まだまだ、新しいサイクリングガジェットが登場できると思ってます。
ですので、これからも自転車にまつわる測定技術開発は行っていきます。時代はどんどん新しくなっているので、その時代にあった、技術と方式を導入しながらやったほうが楽しいと思います。
=>2024年からは、機械学習とAI化を進めますので、今まで開発してきたセンサデータで、AI化したほうがよいものを対象として機械学習させます。2024年はスキー滑走データの機械学習をします。ターンの良しあしの評価、自分の欠点などAIが教えてくれるシステムを開発します。

 

●6月以降のPowerMeter2020

 クランク式と現在のシステムを完成させて、風速計とRTKをつけくわえたシステムを作っていきます。首尾よくできたら、クランク踏力ベクトルをシステムに加えていきますが、これは来年になるかもしれません。進化した6分力センサを開発するのでそのついでに、クランクの4分力システムも作ろうかと考えてます。

 

 

 

 

 

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