【L-RTK】UBLOX u-center F9Pの設定をファイルに保存<取説が古い>

UBLOX F9Pを試運転が済んだので、本格的に基礎評価をしようかとしてます。膨大な数の設定パラメータを変えながら、所望の測位条件をさがすので、設定パラメータファイルを大量に保存管理する方法を決めておかないと評価が進みません。
後日別の既存設定の読み込む方法もわかりました、UBLOXからの設定ファイルなどを読み込んでF9P全体の設定を一覧できます。こちらの記事です。

●u-centerでF9Pの設定条件を保存する
取説のバージョンがu-center 18.11で止まっていて、現在私の使っているu-centerのバージョンが19.11.01です。
設定ファイルの保存で名称が変わってしまってます。
取説では:tool-GNSS Configuration となってますが

u-center ver 19.11.01のtool-Reciever Configuration と名称が変わってます
<アプリの変更に取説が追い付いてない状況ですので手間取ります>

●tool-Receiver Configurationの使い方
この使い勝手もWINDOWSの普通のファイル保存とはかけ離れていて
うまく使うには、コツがいります。
「Configuration fileボックスを空白にしておいてからsave loadをしたほうがWINDOWS標準のファイル読み書きができる」

 このダイアログの機能は、
「F9Pの設定条件をファイルsaveとファイルloadしてF9Pに書き込んでくれます。」ですので、間違って読み込んでしまうと現在の設定が消失してしまうので、まず、現在の設定をsaveしてから別のファイルをloadするようにします。

1)初めて使う場合(F9Pと接続しておいて、現在の設定をsaveする方法)
①Configuration Fileボックスは空白になってるのを確認

➁Save configuration 欄のTransferGNSS->Fileボタンを押すと
WINDOWSファイル保存ダイアログがでてくるので
ファイル名を全パスで記述して保存します。

③保存用フォルダーをフルパス付ファイル名をいれて保存を押します

F9PからUSBシリアルを通して、設定値を読み込んでいるモニターが現れます。
数秒かかって、完了します。ボーレートが遅いと数十秒かかりますので115200bps以上
私は、230400bpsで使ってます。

④保存フォルダーをみるとtest01 が20kBで保存されてました。

●保存した設定ファイルを読み込む
①読み込みたいファイル名がConfigurationFileボックスに出てる場合

このファイルを読み込む場合は、Transfer file->GNSSボタンを押すと読み込んみます。

➁Configuration file ボックス欄に読みたいファイル名がないとき
「Configuration file ボックスを空白にしてからloadする」

Load configuratuion欄のTransfer file->GNSSボタンを押すと
WINDOWSファイル読み込みダイアログがでてくるので
ファイル名をしていしてOPENをおして読み込みます。
※test01は種類はテキストですが、configuration指定でも読み込めます

 

●以後
 これで移動局、基準局の評価をたくさんやってみて、何か不具合があったら、このページで修正していきます。

 

 

 

 

 

カテゴリー: RTK

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です