【MFT2019】マウスとTrackPointの応答性測定<応答周波数上げないと>

MFT2019への申請は完了いたしました。6月4日に当落が決まりますが、今年の競争率は相当厳しいと予想してます。
クワエルマウスの課題を順次検討していきます。

●カーソル軌跡と速度を測定プログラム
VBAで、マウスの軌跡と時間などログするプログラムがあったのでそれを使わせていただきました。判り易いプログラムで感謝いたします。

http://mtsoft.sakura.ne.jp/kyozai/excel_vba/320_vba_high/20_mouse_play/index.html

これは、フォームのラベルに軌跡データをログするのですが、不便なのでCELLにログするように書き換えました。

●マウスの基礎
ゲーミングマウスはDPI次第で相当性能が変わるらしいです。
しっかりと学習しておかないといけないと感じました。
https://wikiwiki.jp/fpag/MOUSE%20TIPS

http://neonia1st.blog8.fc2.com/blog-entry-149.html

●マウスとIBMトラックポイントの対角線往復
1280x780画面の対角線往復を、LOGICOOLマウスとIBMトラックポイントで測定しました。
サンプリングは、1㎜sec単位で、APIのMOUSEコマンド受信のタイミングを測定して1ポイントとなってます。LOGICOOLマウスM545ですが、30msec毎にサンプリングしてます
青がX座標、赤茶がY座標、緑が速度カーブですが、
高速で移動させる場合は始点と終点で加速度が高いです。

次にIBMのTrackPointです。
左半分は力を弱く移動させた場合で、右半分が力をかけて急いで移動させようとした場合です。IBMのファームがコマンドの周期を力の強さで、制御しているのではないかと思います。
マウスのように変位で入力する場合は、制御が単純ですが、力で制御するのはアルゴリズムを作っていかないといけませんので、大変だと思います。クワエルマウスの制御は相当大変になりそうです。

●クワエルマウスの応答性
現在、HX711を10Hzサンプリングで使ってますので、
上記の応答性がでませんので、ひずみゲージアンプをアナログデバイスの高精度アンプAD7194シリーズに乗り換えようと検討します。AD7194なら200Hz程度でるので、マウスに負けない応答性がだせると思いますが、EVALボードでは高価すぎるので以下の検討をしてます。

●ADCの検討
AD7194は性能的にも十分なのですが、いかんせんLFCSP
という特殊なパッケージでリフロー炉でないと半田付できません。
AD7193という4CH版はTSSOPパッケージがあるので、これなら手でも半田付できそうなので、これを入手したいのですが、MOUSERやDIGIKEYなど米国から輸入すると送料が2千円もかかるので1300円のICで2千円はもったいないので、CHIP1STOPが横浜に在庫があるかどうか問い合わせてます。
https://www.analog.com/jp/products/ad7193.html

TSSOPの半田付け方法はいろいろブログがありました。
http://cat0048.my.coocan.jp/ssop/SSOP.htm

●HIDシステムの検討<有線でシンプルにしたい>
現在は、Arduino ProMicroからHIDコマンドだしてますが、
信州MAKERSのアドバイザであるTeruki様がNucleoでもライブラリーがあって、mbedでもUSBバイスになれることをご紹介していただいたので、試してみてOKならArduinoとはお別れします。
上記のように、相当複雑な制御ソフトになった時に容量と速度でmbed CoretexM4 CPUのほうが頼りになりますので、NUCLEOで
システムをまとめたほうがいいと思います。
さらに、Xbeeで無線接続しているのですが、マウスのように移動する必要がないので、無線でなくても大きな不便は生じないと考えられますので、無線化は優先順をさげて、クワエルマウスからは有線でなぐ仕様にすれば、CPUもアンプもPC近くに設置してひずみゲージ信号線8本を引っ張ってくればいいだけなので、開発手間が大幅に省略できますので、その分、本質的な噛む力分析とマウス制御に注力できると判断します。

●以後
8月以降ロードバイクのパワーメーターを片付けたいのでそれも念頭にいれて、開発スキルの向上とアンプを仕込みたいと思います。

 

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