【MFT2019】BiteForces TS1測定結果<6分力だけでは不足>

Bite Force Sensor TS1の測定評価しました。6分力がきれいに見えるようになりました。
●噛む様子

結果1:軸力Fzのひずみゲインが低いためAD7194で最大増幅してもノイズが大きくなって使えないレベルであった。=>TS2をパイプ形状にして軸力ひずみゲインを上げる対策


結果2:噛む力の6分力は得られたが、噛む圧力Fyがメインで前後左右に動かす力Fx、Fzを単独でコントロールするのは、難しくてFxFyFzが同時に動いてしまうため、ポインティングデバイスとして一つの分力を座標軸として使うわけにはいかないことが分かった。

 

●測定結果

①Fx負荷

②Fy負荷

③Fz負荷

④Mz負荷

 

●対策
人間側は、上下のあごの筋肉を使ってセンサを噛んでいるのですがその思いが6分力のデータとつながってない課題を解決するには
①データ処理でコントロール意識に近い値を抽出する
②歯に圧力分布センサを追加して、コントロール意識に近い値をセンシングする=>考察が必要

●以後

TS2で軸力ゲインアップの試作と同時に、上記①、②も進めていきます。

 

 

 

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