【PMD2018】CrankはTorsionブリッジのほうが安定しそう<踏み位置差課題>

12月にはいって、シミュレーションとデータからBENDブリッジとTorqueブリッジともにそりねじり現象による水平垂直荷重時の不均一応力分布の存在が確認されました。
Torqueブリッジはクランクの軸方向にまっすぐ力がかかった時のみ不均一になるのでこれは実際のペダリングではほとんど発生しないはずです。
そこで、Bendブリッジをやめて、Torsionブリッジで踏力ベクトルを検討してみます。

●シミュレーションでのTORSION応力分布
TORSION応力だと全角度方向で均一な応力分布がでている

●TORSIONでも踏み位置でコロコロ変わる課題
2CH化するためにBENDにしたのは、踏み位置差をキャンセルしやすいのではないかと考えたのですが、BENDの応力分布が最も力がかかるクランク水平時の鉛直荷重で乱れるため、使えないのでTORSIONを検討せざるを得ないのですが、TORSIONに代わっても踏み位置の変動によるねじりモーメントの変動は防ぎようがありません。
これを防ぐには、4Ch化するか新たな分力軸力で感度を得る方式を新たに開発するかしかありません。ペダリングのベクトルを計測するのはなかなか大変です。

●以後
とりあえず、TORSIONブリッジで実験してシミュレーション通りになっているか確認してから次を考えます。

12月15日くらいに白馬八方尾根スキー場がオープンするのではないかと思いますのでそこまで、PMD2018をフルで開発します。その後は、正月モードであれこれやりながら2019の開発ネタを温めていきます。あと1週間でPMD2018をどのようにまとめるかも考えます。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です