【パワーメーター】クランク分力ベンチ測定<出てる>

ひずみゲージの配線を終え、6分力計の回路に接続して、CPLTでグラフを見ながらペダルケージを300gのテンションゲージで押してみました。

●ベンチで押して様子を見てみました。

①クランクに直角に押すした場合

②クランクに45度付近で押す

③クランク軸方向へ押す

●上記押す動作を連続的に測定してみました。


①は、クランクに直角に押しているので、青い裏表曲げモーメントはゼロです。ねじりは、クランクトルクとクランクねじりは最大値がでる角度です。そこから、ペダルを回転させて45度で推していくと②のように青の裏表曲げモーメントが立ち上がってきて、クランクトルクとクランクねじりが減ってきます。
③クランクに0度で押すと、クランクトルク、クランクねじりはゼロになって、青い裏表曲げが最大値になります。

ほぼ、目的の分力を測定できてるみたいです。

●気づいた点
・ゼロ点のドリフトが十数mV発生してますが、
実際の踏力では数十Kgなので、誤差のうちに収まると思います。
・ペダルを押す力の方向がわずかに変化するだけでグラフが変化するので、グラフがおちつくように押し方向を決めないといけない。①から②まで押しながら回転させるので方向がぶれていて
青線と赤、ピンク線の関係が崩れてしまっているのも方向ぶれてしまっているからだと思われます。実際のペダリングでは、
踏み癖などでころころ変化するのではないかと思います。
その中からFzを計算してベクトルが得られるかを検証していきます。

・感覚的に言うと、クランクが6分力計になったイメージです。

●以後
続きは、ペダル踏力の腕の長さを変化させて測定してみます。
ペダルの腕長さを変えても、赤いクランクトルクは変わらないはずです。基本だけベンチでテンションゲージで押してみて
仮のキャリブレーション(300g以下の押し力)でクランクの
踏力ベクトル方向が計算通りにでるかを確認します。

キャリブレーションは、バイクに取り付けてやらないと数十KgをかけられませんのでBlueToothと小型CPU回路もクランクに載せてしまおうかと思いますので、来週以降になると思います。

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