【7月12日】OMRON D6F-PH差圧センサー発注

差圧センサ探して1ヶ月になりますが、ようやく仕様・価格・納期で妥協できるものがあったので発注しました。

IoTガジェットは、小型モジュールが基本なため、半導体プロセスで製造されるデバイスを多用します、その場合、大量生産しないとコストがでませんので、ニッチで少量多品種となるとロット買い、納期3ヶ月とか価格が1チップ1万円とかとんでもない見積もりが来ます。どうしても、売れ筋で在庫があるデバイスをさがしてそれで使えるようにしないといけません。

差圧センサーも多々あるのですが、レンジが丁度いいものは、価格納期に問題があって、Sensirionの差圧センサーSDP2108-Rの見積もり回答で1個8900円(税送料ぬき)7~9週間とか、とんでもない価格納期となって困ってました。

レンジが±500Pa品なら売れ筋であるので、仕様は妥協して
(対気速度50km/h以下)でOMORONの最新センサー
D6F-PH5050AD3 微差圧センサーに決めました。

気体の流れがない状態気体の流れがない状態送料込みで3500円で1ヶ月納期でした。
D6F-PH

原理が今までの差圧センサと違ってピエゾ圧電ではなく熱センサで風速をとらえてます。
NEWTONの風速センサーもこの方式だそうです。

OMRON1
OMORON2

流れのない状態では、ヒータを中心とした温度分布が左右対称となります。流れのある状態ではヒータの風上側の温度が低く、風下側が高くなり、温度分布の対称性が崩れます。
この温度差をサーモパイルの起電力差としてセンシングすることで、温度・圧力に影響されない流量・流速を計測することができます。また、サーモパイルは熱起電力方式のため、 抵抗式に比べ低消費電力化に貢献します。

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