【Fusion360】中華ロードセルを応力解析検証<その1>

6分力計の開発構想にFusion360静的応力解析が使えるか試してみました。2Kgの中華ロードセルに3水準の荷重を加えてみました。

拘束と荷重点付近は応力分布が乱れるので、それを防ぐために居板材を介して力を負荷することにしました。

●結果
2kgのロードセルで、下図は、上から0.1N,0.5N、1N荷重してみました。

表示は、 応力>主応力で、(ひずみは、小さすぎて誤差がおおきかったので最大主応力とした)
結果>凡例オプション>色の遷移>帯状
で帯の細かさは、スライドさせて最も細かに設定

メニュー>検査>サーフェスプローブでひずみゲージ付近を最大値から最小値まで4-5か所測定しました。

●測定値 応力単位 MPa(N/mm2)

結果は、適当にひずみゲージ付近をピックアップして平均した値でも荷重と比例関係が確認できた。

●以後
6分力計の形状を検討するにあたって、ひずみゲージを貼る箇所の応力を測定することで、6分力を計算することができそうなのでシミュレーションで6分力計を開発していくことにします。
※注意すべきは、Fusion360の解析結果はプラス値ばかり表示されて圧縮と引っ張り応力の区別がつかなくなる危険があるので
その辺をどうやって区別して測定解析していくか調べながら進めていきます。

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