【パワーメーター】来シーズンの試作検討<無線モジュールどうする>

2017年秋の記事ですが、現在喪失しております。内容は、パワーメーターで使う無線モジュールをどうするか
ということでした。2018年秋でPMM2018テーマで扱った無線モジュールは、
Xbeeと433MHz帯でしたが、大きな課題は電池寿命でした。パワーメーターの精度は、サンプリング周期が短いほど精度がよくなるので無線送信の周期も3-4msecが好ましいです。その場合、無線モジュールをSLEEPさせることができないので電池寿命が短くなります。BLEは、電池寿命はよいのですが周期が遅くて精度がおちます。
ANTは一番良さそうなのですが、電子工作ではほとんど使われてないのとスマホで対応が稀な点で使いにくいという課題があって、現在のところ最適な無線はない状態です。
PMD2018で無線を使わないパワーメーター(フレームにひずみゲージを貼る)を開発しておりますので
2019年秋完成をめざしてそちらに注力していく方向です。

※2020年12月追記
本記事古くなっております。ここ3年間のマイコン無線通信の電子工作の結果、ESP32専用のESP-NOWで
落ち着いてます。当初XbeeとBlueToothを使っていたのですが、高速通信(115200bps)において、データ落ち
が多発(0.3%以上)発生する点とデータの転送長が不規則に乱れていて、受信プログラムが作りにくい点で
Xbee、BTともに使わないことにしました。ESP-NOWの優れた点は、多端末から同時送信を同時受信することができる点です、Xbeeでそれを実現するのは容易ではなく、受信遅延も発生してしまいます。BTのSPPではそもそも多端末同時受信はできません。ということでマイコン無線通信では、ESP-NOWが圧倒的な優勢ですが、欠点として
WiFIベースの規格のため電流をものすごく食います。Xbee,BTが30mA程度ですが、ESP-NOWは100mAくらい食います。更にXbeeほど遠くへ飛びませんので、WiFiと同じく10m以内の使用です。
ESP-NOWのカテゴリーはこちらです。
http://shinshu-makers.net/shinshu_makers/category/%e3%83%87%e3%83%90%e3%82%a4%e3%82%b9/esp-now/

【PowerMeter2020】M5StackのESP-NOWで1対2無線送受信実験<Pgmが簡単>

 

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